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あの日あの時の奇跡をこっそりのぞき見!クリスマス映画5選

2016.12.14(Wed) | 押尾キャロル

街にきらめくイルミネーションの美しさに感化されて、そろそろクリスマス気分も高まりつつある頃でしょうか?
クリスマスといえば、ニコニコ笑顔な子どもたちが、クリスマスツリーの下に積みあがるプレゼントをバリバリ開けるシーンが目に浮かびます。今年はどんなプレゼントが届くのかな。
さて今回は、クリスマスを控えたそこに生きる人たちが、どんな1日だったのか、そんな視点でのクリスマス映画5選をお届けします!

『クーパー家の晩餐会』
クーパー家の晩餐会
クリスマスは、家族みんなで過ごしたい日。
誰か一人、欠けてもしまってもだめ。家族とは、純粋に血の繋がりだけではなく、ココロの絆なんだと再認識する。辛いことがあると、同じくらいココロがズキズキ痛むし、嬉しいことがあると、当事者以上にとてもハッピーな気持ちになる。そんなことを誰よりも知っているからこそ、不都合なことは伝えられなくて、とっさの嘘をついてしまう。普段なかなか会えないからこそ、心配をかけられないし、かけたくない。みんなが笑顔で過ごせる、最高のクリスマスにしたいだけ。そう、記憶の中に眠る、家族の笑顔が絶えないあのクリスマスの日のように。でも本当は、どんな痛みも傷すらも、笑って無条件に許せるのが家族の特権なのだ。
『クリスマス・ストーリー』
クリスマス・ストーリー
クリスマスは、フタをした想いが抑えられない日。
普段気軽には話せない問題が、ここぞとばかりに噴き出してしまう。毎日あんなに嫌になるほど顔を突き合わせて、共に時間を過ごしてきた私たち。それなのにたかが1日、みんな笑顔で過ごすことが他のどんなことよりも難しくなる。
ヤンチャをしていたあの頃に比べると、オトナになることは色々な責任が伴う。「はい、やめーた!」と投げ出せることは圧倒的に減り、簡単にそうは出来ない。既に自分だけのお話ではなく、もっと大きながっちりとしたものが、そこ根付いてゆく。もやもやした想いはフタをして、ココロの奥深くにそっとしまっておく。ふとしたきっかけで、そのフタが開いてしまった時が勝負。相手のズルさも全部ひっくるめて、それでも好きな気持ちが残っていることを痛感する。大切なことほど、優劣をつけるのが難しい。何かを選ぶということは、何かを捨てるということなのだ。
『天使のくれた時間』
天使のくれた時間
クリスマスは、全てを手に入れたと思えた日?
あなたにとって人生の全てとは、どんなことを指すのでしょう?パリッとしたお高いスーツに身を包んでガリガリ仕事して、雲がお隣さんな高級マンションの最上階に住んで、あらゆることはお金でスパッと解決!そんな人生をエンジョイしていたニコラスさん。エッグノッグを買いに街に出ると、ひょんなことからあの日選ばなかった未来の続きを知ることに。
人生は選択の連続だ。あの時、あの道を選んでいたら…。失ったものが輝いてみえて、アリ地獄から抜け出せなくなる夜もある。でも、そんなやるせなさこそが、一瞬のきらめきをより強く感じさせて、踏ん張るための原動力に繋がってゆく。
私たちはいつも探し迷ってしまう。自分がちゃんと気持ちいいと感じれることを、相手も同じように嬉しく思ってくれること。簡単には捨てられない、手放したくない、そんな愛するものをゆっくり時間を掛けて彼女と育ててゆく。今よりも笑顔が絶えない選択をすることが、人生をより楽しく、幸せにするための秘訣なのだ。
『スモーク』
スモーク
クリスマスは、誰かをハッピーにする日。
歳を重ねると、物事の大半は白か黒の二択ではないことに気が付く。いつも一緒に居る人の真実ですら、本当は確信を持てない。人はなぜ、嘘を口にしてしまうのか。そもそも嘘とはどんなもので、信じるとはどんなことなのだろうか。
社会に適応しようと無理をして、どんどん孤独になってゆく。些細なことで傷付かないよう、相手に踏み込むことすら躊躇し始めてしまう。ヒトリで強がって生きるには、人生は長くて険しいし、日常も秘密も分かち合える最高の友達が必要不可欠。世の中、全てを分かち合える人に出会う奇跡は、そうそうあるものではない。吹けば消えてしまう、タバコのケムリのような繋がりでも、ただ傍にいて、困っている時は手を差し伸べることは出来る。そんなきっかけが、今日これまで、そしてこれからの支えになることもあるのだ。
嘘か真実かなんて、そんな小さなことはどちらでもいい。信じる者が一人でもいれば、それは真実に違いないのだから。
『フォー・クリスマス』
フォー・クリスマス [DVD]
クリスマスは、自分のルーツをお披露目する日。
『キューティ・ブロンド』のリース・ウィザースプーンと、ニカッとした笑顔が板についたコメディアン、ヴィンス・ヴォーン共演のドタバタ珍道中。面倒なしがらみを一切捨てて、クリスマスは南の島にふたりで逃避行!ところが雪で飛行機が飛ばず・・・それぞれ離婚した四つのファミリーを訪ね歩くことに。デキルオトナを気取っていた関係に、相手のルーツをここぞとばかりにファミリーから無償提供される。もちろん、自分のルーツも遠慮なく暴露されてしまう。めいっぱい武装して立ち向かっても、家族の前では簡単にひっぺがえされ、つるんと身一つになってしまう。切っても切り離せないありのままのファミリーを前に、これからの未来が少し垣間見え始めたりするのだ。

20歳を控えたある日、私の父は真剣な顔でこんなことを言いました。「ハタチを過ぎたらな、恋人がサンタクロースなんだぞ!」。どこかで聞いたことのあるフレーズ・・・だと思いながらも、「あ、なるほど」と妙に納得してしまったのを覚えています。毎年この日が近くなると、街に溢れる笑顔につられては、ほんわか優しい気持ちになります。
あなたは今年のクリスマス、誰にとってのサンタクロースになりますか?

Writer | 押尾キャロル

映画ライターとしてときたま活動しております。 映画を通じて笑顔を繋げる、Movie Facilitator になりたい今日この頃です。映画はその時の自身のコンディションや鑑賞タイミング、一緒に観た人など、さまざまな条件でいくようにも感じ方が異なる面白発見装置だと考えています。MY映画年輪約3,700本~をフル稼働して、ひとりでも多くの人と語り合えることを期待しています!!

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