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こじらせ女子ですが、何か? 共感ポイント満載の女子映画4選

2017.03.01(Wed) | 清水久美子

近年、“こじらせ女子”をテーマにした映画やTVドラマが増えてきています。様々な解釈がありますが、こじらせ女子とは主に「恋愛に臆病」「甘えるのが苦手」「女子力に自信がない」女性たちのことを表しています。

3月4日に公開される『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』は、まさにそんな女性を描いた映画。今回は本作を含め、いろいろこじらせちゃってる女子ムービーを4本紹介します。

恋愛恐怖症のこじらせ女子 『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』
『エイミー、エイミー、エイミー』ポスター
出版社に勤めるエイミーは、恋愛はせず、男性とは一晩限りの割り切った関係を楽しみ、仕事にも友人関係にも満足した生活を送っています。すでに結婚している妹に対しては、なぜ窮屈な思いを我慢できるのかと疑問を抱くエイミー。ところが、取材で知り合ったスポーツ外科医から真剣交際を求められ、彼に惹かれていく自分にパニックになってしまいます。

一夜の後腐れない関係を好むエイミーは、絶対に電話番号を相手に教えないし、コトが済んだら帰るか帰ってもらうかで、お泊りはナシという、遊び人男のような女性。でも、実はこじらせ女子のエイミー。親密な恋愛には臆病なのです。

人気コメディエンヌで、脚本家、プロデューサー、女優としても活躍するエイミー・シューマーが主演を務め、ニューヨークを舞台に恋愛恐怖症のこじらせ女子を熱演。そこからエイミーはどのように脱するのか!? 楽しみながら参考になる映画です。『ルーム』のブリー・ラーソンや、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントンら豪華キャストも見逃せません。

◆『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方
3月4日(土)公開
配給:インターフィルム(配給協力:コピアポア・フィルム)
(C)2015 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESREVED.
彼氏よりも女友達といる方が楽しい! 『フランシス・ハ』
フランシスハ
ダンサーの実習生をしている27歳のフランシス。彼氏に一緒に住もうと誘われると尻込みし、簡単に別れてしまって、親友と一緒の気楽な毎日を選んでしまう。休みの日は、つい家でゴロゴロ。掃除をせず、散らかり放題でルームメイトに注意される。友達に親密な彼氏ができたら不機嫌になる。男友達から“非モテ”とからかわれても気にしない。

恋愛には消極的で、女友達と過ごす方が断然楽しいと思っているフランシス。「分かる~」と共感する人、きっといますよね。そんなフランシスは、仕事も順調とはいえず、家賃の支払いにも頭を悩ませますが、恋人との関係を発展させていく親友や、周囲の人々と触れ合う内に、自分自身の生き方を見つめ直していきます。

等身大のヒロインに扮するグレタ・ガーウィグの好演が素晴らしい本作。タイトル『フランシス・ハ』の“ハ”の意味が分かる頃には、「こじらせ女子の何が悪い!?」というポジティブな気分にきっとなっているはず。
反面教師にしたい、かなり困った女子たち 『バチェロレッテ ―あの子が結婚するなんて!―』
バチェロレッテ
美人で頭も良いけれど、なかなか結婚できなくてイライラ。元彼を忘れられず、再会して動揺。体の関係ばかりで、本気の恋に巡り会えない。いろいろこじらせてる困った女子たちが次々と登場する、毒舌本音トーク満載の反面教師にしたい映画。

非モテ女子だった高校時代の同級生が、自分より先に結婚すると聞いて激しくショックを受けるヒロインたち。結婚前夜パーティーで花嫁のドレスを破るなど、あまりにもひどいことをしてしまい、さすがに反省。女の友情の大切さが描かれつつ、自分らしい生き方を探す女子たちの姿に、「こじらせてばかりじゃイカン!」と思わされます。

『メランコリア』のキルステン・ダンスト、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『マリアンヌ』のリジー・キャプラン、『ピッチ・パーフェクト』のレベル・ウィルソンが共演し、それぞれ個性的な女子を好演しているのが魅力的です。
大人になれない勘違い女子 『ヤング≒アダルト』
ヤング≒アダルト [DVD]
冒頭で紹介した“こじらせ女子”のカテゴリーにはちょっと当てはまらないかもしれないけれど、自分が一番で、相手の気持ちには全くお構いなしのため、こじらせまくりの最凶女子がヒロインの映画。

30代後半の自称作家のゴーストライター、メイビス。執筆中のヤングアダルト(ティーン向け)シリーズは、人気が落ちてしまい、最終巻を仕上げるようにとの指示が。そんな中、高校時代の元彼から赤ちゃんが生まれたという知らせ。恋愛とはご無沙汰のメイビスは、何を思ったか元彼奪還作戦を開始します。

イタすぎるヒロインに扮するシャーリーズ・セロンが素晴らしすぎます! 美人で高校時代はスクールカーストのトップに君臨していたメイビス。一人で過ごす時間が長すぎたせいか、こじらせ女子になり下がった彼女ですが、本人はそれに気づいていないのが可笑しいです。

こじらせ女子だろうと、本人が快適なら、それはそれで良し。もちろん、他人に迷惑をかけてはダメですが。面倒でも恋愛に踏み出すか、女友達との楽しい時間を優先させるか、それは本人次第。両立させられるのが一番だけれど、映画を見て楽しんで、それから考えてもいいかも、ですね♪

Writer | 清水久美子

映画・海外ドラマ・音楽ライター。昼はメーカーでOL、夜は音楽雑誌の編集アシスタントをこなした後、パソコン雑誌で編集業務に就く。その後フリーライターとなり、俳優や監督・ミュージシャンのインタビュー、執筆に日々奔走。試写室通いで時には1日4本の映画を観ることも。移動中もスマホは目が疲れるので、いつもポータブルDVDプレイヤー持参で何かしら観ています。

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