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海へ行った気になれる!キラキラの海映画5選

2017.08.11(Fri) | 斎藤香

夏を思い切り感じられる場所といえば、やはり海! 海を眺めたり、潜ったり、波に乗ったり、恋したりできる映画をチョイスしました。涼しい気持ちになれますよ!

菅田将暉&小松菜奈が海で青春する『溺れるナイフ』
溺れるナイフ
人気少女漫画「溺れるナイフ」の実写映画化。小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)という若い役者たちが、ヒリヒリする恋愛と青春を熱演している作品です。

15歳の夏に東京から浮雲町へと引っ越してきたモデルの夏芽(小松菜奈)は、コウ(菅田将暉)と出会い、二人は付き合うようになります。しかし、気まぐれなコウは、夏芽の思い通りになりません。そんな夏芽に片思いをする大友(重岡大毅)、コウに憧れる幼なじみのカナ(上白石萌音)。それぞれが思いを抱えて苦しむ中、夏祭りである事件が起こるのです。

思春期のコントロールできない気持ちを登場人物全員が抱えていて、心をナイフで傷つけるような青春が痛くてまぶしいです。小松菜奈の今の輝きを封じ込めた映画でもあり、夏芽とコウが海に飛び込むシーンや海沿いを自転車二人乗りするシーンなどキラキラです。ミステリアスなコウを演じる菅田将暉は独特のオーラを発していて魅力的ですが、個人的には、夏芽と大友の仲良しシーンが学生らしい可愛らしさに満ちていて好きです。
是枝監督が吉田秋生の傑作漫画を映画化『海街diary』
海街diary
4人姉妹の少しずつ動いていく人生と家族のカタチ。亡くなった父、再婚した母親、腹違いの妹など家族関係が変化していく中で、姉妹それぞれの恋愛、生き方も揺れ動いていく。そんな彼女たちの姿を是枝裕和監督が描いています。

鎌倉で暮らす三姉妹(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)のもとに父の訃報が届き、3人はお葬式に出席。彼女たちはそこで母親の違う妹(広瀬すず)に出会います。妹の母はすでに他界していることを知った長女は「鎌倉で同居しよう」と妹を誘い、4姉妹の生活が始まるのです。

家族だからといって必ずしもいつも仲がいいわけではない、うまくいかないこともある。だから、話し合ったり、ケンカしたり、我慢したりするのです。誰もが経験しているそんな当たり前の日常を切り取った本作は、鎌倉の景色、海からのそよ風が、複雑な人間関係や人生のやるせなさを浄化してくれます。ずっと海が映し出されているわけではないのに、なぜかずっと波の音が聞こえてくるような気がするんですよねえ。そんな風に海に見守られている姉妹を描いた作品です。
天才サーファー女子が人生のBIG WAVEにチャレンジする!『ブルークラッシュ』
ブルークラッシュ [DVD]
ハワイのオアフ島を舞台に、サーファー女子たちの恋愛と友情とサーフィンへの情熱を見せる青春映画です。

サーファーたち憧れの大会での優勝をめざすサーファーのアン(ケイト・ボスワース)でしたが、過去の事故のトラウマから逃れられずにいました。モヤモヤとした心を抱えていた時に出会った男性に心奪われるアン。サーフィンよりも恋に夢中になっていくアンに友人たちは「サーフィンを放って男にうつつをぬかして!」と憤ります。アンは、自分が大切にしてきたサーフィンを見失っていたことに気づき、心新たに大会へと歩みを進めるのですが……。

CGを使わずにリアルなサーフィンシーンにこだわりを見せた作品で、波で作られる巨大チューブのようなパイプラインをサーファーが潜り抜けていくシーンは圧巻。見ている方も波に飲み込まれそうな気持に。サーフィンシーンの海はまるで生き物のようです。この映画を見たら絶対に海に行きたくなる! サーフィン経験者は波乗り欲が止まらなくなるかもしれませんよ。
リュック・ベッソン監督が描く二人のダイバーの闘いと友情の物語『グラン・ブルー』
グラン・ブルー 完全版 ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]
幼なじみの男ふたりが再会し、フリーダイビングの大会で勝負する物語を軸に、恋と友情を描いたリュック・ベッソン監督作。

父を亡くしたジャック(ジャン=マルク・バール)の心を癒すのは海とイルカだけ。そんな彼にジョアンナ(ロザンナ・アークエット)は、一途な思いを抱いています。一方、ジャックを探していた幼なじみのエンゾ(ジャン・レノ)は、彼との再会に大喜び。ジャックをフリーダイビング大会に誘います。しかし、その大会の結果に満足できなかったエンゾは、危険なダイビングにチャレンジしてしまうのです。

実在した伝説のダイバー、ジャック・マイヨールがモデル。外から眺める海は美しく、ジャックが癒されるイルカにはこちらも大いに癒されます! しかし、ダイバーたちが潜っていく深海は、魅力的ですが少し恐ろしい。「深く潜ると、ブルーは消え、青空さえ思い出になる」というジャックの言葉は、海の底を知る男ならではの名言。海に魅了された男たちの物語を、ドラマチック&ロマンチックに描いた海映画です。
海の脅威と生物たちの神秘的な姿に感動する海ドキュメンタリー『オーシャンズ』
オーシャンズ
ドキュメタリー史上最高額の製作費を投じた海洋ドキュメンタリーとして話題になった『オーシャンズ』。『WATARIDORI』のジャック・ベランとジャック・クルーゾ共同監督による海の神秘です。

映画は少年の「海って何?」という言葉から始まります。その問いに答える映像が繰り広げられていくのです。海の生物にカメラが迫り、その行動形態を映し出していくのですが、見ている方の好奇心が止まらなくなります。『WATARIDORI』で、渡り鳥と飛行しているようなヴィジュアルを演出した二人の監督は、本作でも海の生物たちと海にもぐったり、海面を漂ったりしているような気持ちにさせてくれます。と同時に「これ以上、彼らの海を奪わないでくれ」という人間への警報も鳴らしています。

登場する海の生物や動物は100種類以上、撮影期間は4年、撮影箇所は世界50か所以上。多くのカメラマンが参加し、生物学者や科学者がサポートして作り上げた渾身の海洋ドキュメンタリー。世界の海で世界中の海の生物に出会える作品です。

海を舞台にした映画は多く、海とスクリーンの相性は良いのです。今回ピックアップした作品を見て、ぜひ家の中で海体験してくださいね。

Writer | 斎藤香

映画ライター 映画誌の編集者を経てフリーに。映画レビュー、監督&俳優へのインタビュー、書籍ライティングなどで活動中。映画のほかには教育関連の取材執筆もいたします。好きな監督はウディ・アレン、トーマス・アルフレッドソン、アルフレッド・ヒッチコックなど多数。

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